親は子どもを幸せにすることはできない




こんにちは。ちさ (@chissa122) です。

 

私は自分の子に「こう育ってもらいたい」って理想があります。

「人の気持ちの分かる大人」

「自立できる大人」

になってもらいたい。

 

欲を言えば、勉強も出来るようになってほしいし、計算も早いほうがいいし、空気も読めるようになってくれたら…

この世知辛い世の中でもうまくやっていけそうだなと。

 

子が将来困らないようにいつでも願っていて、そのために日々精一杯やってるつもりです。

 

でも、親は子どものことを幸せにすることはできないんだって…知ってしまったんですよね。

それなら、親ができることってなんなんだろうって。

 

今回の記事では、

「なぜ親は子どものことを幸せにできないのか」

「私たち親が子どもにできることはなんなのか」

を考えてみたいと思います。

 

親が子どものことを幸せにできない理由

親にとって都合のいい子にしようとしていた

以前【旦那と夫婦で育児について真剣に語った「5年前と現在の変化」に驚いた!】という記事を書きました。

記事の内容は、長女が生まれて1年たったとき。

子にどう育ってもらいたいかを夫と話し合って、それをリストにまとめたんですね。

 

「人の気持ちがわかる子になってほしい」

とか

「はっきりと自分の意見を言える子になって欲しい」

など、いろいろ希望が出てきました。

 

でも今現在は、別に人の気持ちは分からなくてもいいし、

自分の意見をはっきり言えなくてもいいかなって思ってるんです。

ちさ
ほかにもたくさん希望は出てきたけど、それよりも大事なことが多いなって。

 

今私たち夫婦は、

「自分で夢を叶えられるような大人」

になって欲しいと願っています。

「人の気持ちが分かる子になってほしい」

「自分の意見を言えるようになってほしい」

っていうのはあったらいいなとは思う。

 

でもそれって、親が勝手に子どもにそうなってもらいたいと思ってるだけだけだなと。

本当に「子の幸せに直接結びついているかな」って思ったんですよね。

ちさ
押し付けメイワクかも?

 

子どもは自分自身を「優しい子になりたい」とか「意見がはっきり言えるようになりたい」って自分から思うのかな。

優しい子になって、意見がはっきり言えるようになったら本当に子は「幸せ」なのかな。

 

そう思ってたらね、「こうなってもらいたい」って思いは、親が勝手に思ってるだけかもと思ったんです。

 

子どもの幸せは子どもにしか決められない

「子どもの幸せは子どもにしか決められない」って、強く感じたできごとがありました。

 

以前旦那がね、仕事帰りにスーパーに寄って、お肉をたーくさん買ってきてくれたんですよ。

 

「ちさのためにお肉たくさん買ってきたよーー美味しそうでしょ?^^」

ってニコニコで帰宅したんです。

 

でもその日の夕方は、子どもたちも私もめちゃくちゃ機嫌が悪くて。

収まりつかなくて大変だったから、早く帰ってきて欲しかったんですよ。

 

いつもなら帰ってくる時間なのに、なんでこの日に限って早く帰ってきてくれないのよって。

 

旦那がスーパーで、一人で悠長に商品を選んでる姿を想像したら、ものすごい腹が立ってきたんですよね…。

 

でもでも旦那は、私の「幸せ」のために買ってきてくれたんですよ。

ちさ
お肉、ほんとに大好きなんです!!

 

あとからその思い出を振り返って思ったのが、幸せかどうかって結局は「本人」にしか決められないんだなと。
(そのあとお肉は美味しくいただきました。旦那ごめんっ!)

 

子どもが自分で幸せを感じられるように親ができること

親が子どもに願うものってコレが一番。

「幸せになったもらいたい」

じゃないですか。

 

「私たち親が子どもにできることはなんなのか」

これが重要なテーマですよね。

 

心の余裕とか安心感て、

「人に認めてもらう」

とか

「否定されない」

ってことだと思うんです。

 

自己肯定感とか安心感とか、自分で自分を幸せにする力が大切なのかなって。

そうやって考えたら…

 

子どもはたくさん抱きしめて安心感を得て、たくさん認めてあげて、好きなように生きてもらう…!

それがいいんじゃないかなと思ったのであります。

 

まとめ

以前幼稚園の懇談会の子育てセミナーで、子どもを後ろからハグするのが一番いいって言ってました。

 

子どものためを思ってあれやこれやってするよりもハグをして、

「あなたのことが好きだよー」

「いつも見てるよー」

って安心感を与えてあげて、存在を認めてあげることが一番なんだなって思いました。

 

怒ってしまうことも多々ある…。

でも、子どもたちを真剣に愛している気持ちだけは、きちんと行動にあらわしていこうと決めました。