子供が負けず嫌いですぐに泣く…そんなときの我が家の対処法




やほー!ちさ (@chissa122) です☆

 

我が家の長女はすっごい負けず嫌いなんです!!!

負けると怒るし泣きじゃくります。

 

カルタなどで遊んでいても、

「マーマー!!勝っちゃだぁぁめぇぇぇぇ!!」

「負けるのつまんないぃぃぃ!!」

と本気で悔しがります。

いやいやいや勝っちゃダメって(笑)

 

てことで今回はそんな「子供の負けず嫌い」に困っているあなたに、我が家ではこんな方法で対応してるよーてのをお伝えしようと思います。

少しでも参考になれば幸いです^^

 

負けず嫌いですぐ泣く我が家の長女(年少)

長女は昔から負けず嫌いです。

・負けるのイヤ

 

・負けたらつまんないーと言って泣く

 

・負けそうになると泣く

 

・負けそうな勝負には最初から参加しない

 

とにかく「負けるのが悔しい」といった感じです。

かけっこや競争という、勝ち負けで決まるものだけじゃないんです。

鬼ごっこ、なわとび、鉄棒など、ゲームではないものでも、できないとものすごく悔しがります。。


・友達にはできて、自分はできないと「負け」

・一番じゃないと「負け」

という意識があるようです。

 

子供の負けず嫌いはなぜ泣くほど悔しいのか?

女の子が泣いている表情

単純に、友達に負けたくない!!って気持ちがあるんですよね。

 

親からすると、「こんなことで!?」「たかがゲームじゃーん!!」と思いますが、子供にすると

負けることがものっすごい屈辱で、悔しくて、いてもたってもいられない!!!

ということなんですね。

 

一時期幼稚園が「嫌だ!行きたくない!」と言っていた時期がありその原因を探ると、「幼稚園で鬼ごっこをしていて友達につかまるのが悔しい!!」と。

そんなこともありました。

 

負けず嫌いな子は勉強でも、スポーツでも、これからの人生でも、「負けないぞ!!」と負けず嫌いを発揮して、なにごとも伸びそうなイメージがありますが、

親からすると泣いて怒ったり、悔しいから途中でゲームを放棄しちゃうとか・・・

そういうのはちょっと困っちゃいますよね。

 
 
 

子供の負けず嫌いには「おめでとう」の言葉が効果的!

女の子がとても喜んでいる姿

先日自宅に長女の友達を呼び、カルタをして遊びました。

私が読み札を読み、「うちの長女」と「長女の友達」と「友達のママ」の3人が札を取る。

 

そのカルタは長女が2歳半のときに買った「どうぶつカルタ」というもので、長女は何度も遊んでいます。

読み札も絵も覚えているため、長女が勝つのは当たり前なんですね。(友達のママは当然勝てますが、遠慮してくれています)

3回も遊びましたが長女が勝ち続けます。

 

勝ったらめちゃくちゃ嬉しそうに飛び跳ねて喜ぶ長女。

悔しそうにしてる友達のことなんか見えてないw

でもその友達もものすごく負けず嫌い!

カルタをやってる最中も長女がバンバン札を取るため、半泣きですねたり、ずっと悔しそうな顔をしながら対戦してました。

女の子がとても驚いている表情

結果はうちの長女が勝ったため、

「やーだ~○○ちゃんが(←友達の名前)勝ちたかった~」と大泣き。

その横で飛び跳ねて喜ぶ長女。

それ何回やったねん!勝つの当然だろー!と思っていると、友達のママが、

「あれ?負けたらなんて言うんだっけ?」と。

長女の友達が、悔しそうな顔をしながら、

「おめでとぉ(泣)」と言ったんです。

 

その一言が魔法みたいに響いて、その場が一瞬で和らぎました。

殺伐としていたその場の雰囲気がほろっとしたんですね。

 

友達のお子さんももちろん悔しい気持ちは残ったままだったと思います。

でも「おめでとう」の言葉のおかげで、興奮していた気持ちはおさまっていました。

おめでとうってすごい言葉ですね!

 

子供の負けず嫌いを大事にしなきゃいけない理由

突然ですが、「3月のライオン」というマンガを知っていますか?

登場するキャラクターが、将棋を通して成長していくお話です。

2017年に神木隆之介君が主人公で映画化もされましたね。

 

あらすじをざっくり説明すると、主人公の桐山零(きりやまれい)が中学生にしてプロの棋士となります。

奮闘しながらも人間として、棋士としても成長していくお話です。


その桐山零が幼いころから将棋に触れ、後にプロになるために将棋を指し続け強くなっていきます。

この「将棋棋士」という世界も勝負の世界でとても過酷なのです。

 

子供の頃から、「勝負」という世界で常に戦っている桐山零ですが、あるとき同じ部活の先輩たちに将棋を教えることになります。

先輩たちは将棋を指していくのですが、とても奥深く、難しいものだということを思い知らされます。

そして勝負をして、「負けると悔しい」ということも知ります。

子供だけじゃなく大人もやはり負けるのは悔しいです。

 

そこで負けるのが悔しいという先輩に桐山零が、

さあどんどん指しましょう
「負けること」をあまりおそれずに
たくさん指さないとカンはつかめませんから

といいます。先輩が、

「負けに慣れろ」と
いうことですか?

 

桐山くんが

慣れてもダメです。
「負け」が悔しくなくなったら
勉強しなくなってしまうので・・・

と。

・・・

まさにこれやん!?

と思いました。

 

まさに「悔しい」って気持ちがあるからこそ、子供はすぐにあきらめないでいろんなことにチャレンジするんじゃないかと。

自転車の練習も一緒です。

友達ができるのに自分ができなくて悔しいから、「もう一回やるぅぅ!!!」と情熱を燃やして何度も練習しますもんね。

 

だから、泣いて怒るのは親として見てられない部分もあるけど、

「そんなことで怒んないの!!」

「泣くくらいならやめればいいでしょ!」

と突き放さないで、そのまま受け止めて、「そうだね、悔しいね」って受け止めてあげることが大事なんだなって思ったんです。

 

子供の負けず嫌いを雑に扱うとこうなります

私は子供の頃から容量が悪く、勉強もできないほうだったため、割と常に負け組状態でした。

でも負けるのは悔しいんです(笑)

そこで私がとった行動は、負けるのを悔しいと思わないようにすること。

 

「これは相手が得意なことだから自分が負けたんだ」

「私には勝てっこないことだったんだ」

と言い訳するようになりました。

 

でもそうすることに慣れてしまうと、本当に悔しくなくなってしまうんですよね。

最終的には本当に悔しくなくなってしまい、

「もうどうせ無理だしっ・・・へっ

と最初からあきらめるようになってしまいました。

 

だから子供の「負けず嫌い」を大事にしないと、

「勝つために努力したり考えたりということをしなくなる」

ということなんですね。

 

子供が負けず嫌いになるには?

先日あらためて、長女と私と二人でカルタをやりました。

大人は負けてくれるということをすでに学んでいる長女。

私と二人でやるとたくさん勝てて嬉しいため、わくわくしながらカルタを始めました。

 

まずは、

「勝つと嬉しい!!」

「負けると悔しい!!」

という二つの気持ちを持ってもらいたいので、一回目はわざと負けて長女に勝ちをゆずりました。

そのときにはめっちゃ大げさに「おめでと~!!」と言い、勝つことが嬉しいという体験をさせます。

 

そして二回目、私が本気を出して長女が負けました。

ここで長女はあれっ?と思うわけです。

「ママ勝たないで!」

「早くとっちゃだめ!!」

と怒るわけです。半泣きです。

 

そこで、

「あれ?勝った相手にはなんて言うんだっけ?ママには言ってくれないの?」と言うと、悔しそうにしながらも「ママおめでとう(半泣き)」と言ってくれました。

次、もうやらないと言い出すかなと思ったけど、もう一回やる!と言いました。

ここで、「やらない!」と言い出すときもあります。
そのときには、「悔しかったねー」とまずは悔しい気持ちに同調します。

 

「ママもね、○○(←長女の名前)に負けたとき、すごく悔しかったよ。でも次は負けないぞって気持ちでやったら勝てたんだ!次はそうしてみたら?○○なら絶対勝てるよ!!」

と励まします。

悔しい気持ちを「そんなんじゃだめだよ!」と否定するのではなく、まずは共感してできるよ!と勇気づけるのが大事だと気づきました。

そうしてみたら実際にもう一回やる!と自分から言い出しました。

 

そして次は長女に勝ちをゆずります。

すると先ほどは負けて悔しかったのに、強い気持ちで挑んだら勝てた。

あきらめないでやったら勝てたという経験をしたので、自信がつきます。

この勝つ、負けるを交互にしたり、私が勝つのを2回続けたり、ときには3回にしたりしてみました。(4回だと心が折れてました)

長女が勝つのを2,3回続けたりして、勝ったらめちゃくちゃ「おめでとう」と声掛けするのがポイントでした。

負けたら共感&勇気づけをしたら、負けても前ほどは泣かなくなったかなと。

 

自信をつけることで挑戦する気持ちがもてたんじゃないかなと思います。

 

このバランスが難しい気もしますが、「勝つ」、「負ける」の両方の経験がとても大事なのかなと思いました。

 

まとめ「子供の負けず嫌いに向き合うにはバランスが必要」

私も子供の頃は、

「負けてくやしい」

「もうやだー」

「もうどうせ負けるもん」

が口癖になってしまい、何事にも最初からあきらめてました。

 

でも自分の子にはそうなってほしくなくて、自分なりに考えてやってみました。

たまたまこのやり方が長女に向いていたのかもしれません。

 

これから子供たちは何度も壁にぶち当たるかと思います。

でもどうにか越えられるように、励まし続けることが大事だなーと、あらためて感じました。

 

この経験が、少しでもあなたの参考になれば幸いです^^