あれだけ服が好きで好きで大好きだったのに、興味を失いました。
昔からずっと飽きっぽい私だったけど、お洋服だけはずーっと好きだったのです。
もう永遠の趣味だ!というくらい。
アパレル経験もあったし、自分のファッションに自信もありました。
可愛い服や小物を見てはうっとりしたり、キュンキュンしたりと、
何もない自分に「これだけはゆずれない!好き!」って生きがいみたいなのがありました。
でもさっぱり興味がなくなった。
ファッションに対する熱い思いが消えた理由と、無趣味になった私の心情はコレでした。
お洋服に興味がなくなったのはインスタを始めたから
ずっとお洋服が好きで、また服に関する仕事がしたいなと思い、ほそぼそとやっていたファッションライターとインスタ。
WEARというzozoのコーディネートアプリもやっていました。
はじめは自分のお洋服に関する知識が誰かの役に立ったらいいなと思って始めました。
着回し術やら、おすすめの色の組み合わせやらを載せてたけど、ぜーんぜんフォロワーさんも増えない。
他のインフルエンサーさんのマネしたらいいんかなと思って真似して毎日頑張って投稿するも、全然ダメ。
とはいえね、フォロワーさんが多い人って、結構何年もインスタを続けているんですよね。
3年はもう当然で、長い方だと5年とか7年とか。
だからとにかく毎日しっかり続けることが大事!とやってきたけど、だんだん辛くなってきました。
自分の好きなお洋服を載せる投稿はずが、いつのまにか違う方向に。
インフルエンサーさんたちのマネをして、フォロワーさんを増やすことが目的になってしまいました。
お洋服のアカウントはPRだらけでグッと興味が失われた
そして一年くらい?やってきて気づいたのが、インスタのお洋服アカウントはどれも「PR」だらけ。
PRってのは、お洋服の企業が
「うちのお洋服を着て宣伝してくださいー」
ってやつで、インフルエンサーさんがこぞって企業が宣伝したいお洋服を着ている。
ある時はスマホをスクロールしていると、全員が同じ服を着ているなんてときもありました。
ハッシュタグで「#PR」って載ってればたいていそう。
もちろん全ての服が宣伝のものじゃないけど、なんだか見ていくと冷めてきてしまって。
「この服や靴って、好きで着ているのかな、企業からお願いされたから着ているのかな」
とどんよりした感情が湧くようになってしまいました。
もちろんそんなのは芸能人が着ていれば同じように宣伝になるんだし、
そうやってお洋服が売れていく仕組みになっているんだろうけど…。
そうやって、お洋服に対する気持ちが少しずつ冷めていきました。
お洋服はビジネスが優先?好きが優先?
そしてね、インスタ見てると、みんながみんなお洋服をめちゃくちゃ買ってる!!
「○○購入品紹介!」ってほぼ毎週載せてるし、また靴買ったの!?っていうほどお洋服も小物も購入しまくってる!
そしてインフルエンサーはそういった爆買いしてるアイテムをメルカリで売りまくってる様子。
うん、もし自分がそうだったら同じように売ると思う。
そりゃそうだよね。
インスタ見るのって、新しい商品がどんな形でどんな着方ができるかなって参考にするんだもんね。
ってなると、着ているお洋服は気に入ってなくてもビジネスとして着ているんだよな…って思ってしまったのです。
こうしてだんだんインスタにお洋服を載せるのが億劫になってきました。
「お洋服、そんなにたくさんいらないな」って思うように
はじめは私も、インスタでフォロワーさんを増やすなら、お洋服買ってどんどん載せていかなきゃ!って思ってました。
家計に響かない程度に購入して載せてはいくものの、フォロワーさんが多いアカウントに購入頻度では勝てない(笑)
私が一カ月に一回、3枚購入したとしても(一か月に一回服を購入するのって私の中では多いほうです)、
インフルエンサーさんたち、一か月に3回&複数購入してる!
あるとき、ふと思ってきました。
「服、こんなにいらないな?????」
って。
本当に気に入った服じゃないと、すぐに着たくなくなるじゃないですか。
飽きたり、やっぱりコレ好きじゃないな…って思ったり。
だからお洋服って、そこまで増やすものでもないなと思ったんです。
お洋服に真剣に向き合って良かった
ただ、インスタでお洋服を載せることでお洋服に真剣に向き合った感はありました。
- どうやったら、このお洋服をキレイに見せられるか
- どんなカンタンな着方があるか
- どんな着回しが出来るか
- 流行の着方について
などなど、お洋服を着てるときは本当に楽しかったし、一人できゃっきゃ言って撮影してました(笑)
- 数があれば良いわけではない
- お洋服を大量に買っても着れっこない
- 好きなお洋服だけを持つのが大事
この3つを改めて感じさせられました。
インスタはやって良かったなと今は思っています。
無趣味になった私の心情はコレだった
今までいろんなモノを好きになっては飽きて、
「やっぱり私は服が好きだ」
「私には服しか残ってない」
と、服という趣味に生きがいみたいなものを持っていたけど、それがなくなって少し寂しかったです。
そして不安もちょっぴり。
「心にポッカリ穴が空く」なんて言葉がまさにぴったりでした。
でもほんの少しだけスッキリ…いや、さっぱりかな。
まるで散髪でもしたようなサッパリ感があるのも事実です。
お洋服にしっかり向き合った結果、お洋服は好きのままで別に「趣味」にしなくてもいいんだなと分かったからです。
自分には服という趣味がなくても他にも大事なものはたくさんあるし、
「趣味」でなくても、服が好きなことは別に辞めなくてもいいですもんね。
変に「服=趣味」って言う概念にとらわれなくて済んだのかもしれません。
シンプルに「好き」って気持ちだけでいいんだなって思いました。
まとめ「お洋服に興味がなくなっても好きは変わらない」
無趣味になったって、自分の全てを失うわけではないし、好きな気持ちは変わらなくてもいい。
服を好きなことを自分の特別なことにしなくてもいいんだなと思いました。
服に特別興味がなくなっても、他にまた好きなことを見つけられるかもしれないって思うと、
ちょっと楽しみな気がします^^
今は特にハマっているものがなくて、なんとなく寂しい感じはありますが…。
でもあまり悲観的にならず、新しい趣味との出会いを楽しみにしていこっかなと思います^^
そゆとこだけはポジティブに生きたいです☆