「言葉よりも行動で示せ」と言うけど実は言葉のほうが大事なんじゃないかと思ったハナシ




こんにちは!水川ちさ (@chissa122) です。

 

「言葉よりも行動で示せ」ってよく言うじゃないですか。

コレってまあ、普通はそうですよね。

口ばっかり達者で仕事ができない人を見ると、

「言葉よりも行動で示せ!」

なんて言いたくなるし。

 

でもね最近、

「行動よりも言葉のほうが実は大事なんじゃないか?」

と思うことがあったので、ちょっと聞いてほしいのです。

 

言葉に騙される人がたくさんいるという事実

実際に、言葉で我々は動いたり、反応したり、感じたりしますよね。

例えば、誰かに洗脳されてる人を見ると、されていることはとても酷いことなのに、
(例えば殴られたり、騙されたり、傷つけられたり)

「あなたのためを思ってやってるんだよ」

「本当はあなたが一番大事なんだ」

とか言われてそれを信じたりする人がたくさんいる。

 

そして騙されている人も

「私のためを思ってやってくれている」

「つまり私を大事にしてくれている」

なんて思ったりすることもある。

たくさん泣いて、たくさん傷つけられてるのにもかかわらず。

 

それくらい言葉って影響力があって、ずっと心に残る。

だから、言葉よりも行動で示せっていうのが、実際は言葉で反応してる人が大半だなって思ったのです。

 

「え!?そんなこと思ってたの!?」「言ってよ!」と言葉が欲しいことがほとんど

子どものときや思春期のときはお友だちや親に、

母となってからは子どもや旦那に、

「え!?そういう意味だったの!?」

「そんなふうに思ってたの!?」

「なんだよ!言ってよ!!」

って思うこと、ありますよね??

 

子どものときは、友達がどう考えているか分からなくて、なんとなく冷たいときやきつい言い方をされたとき、

「この人自分のこと嫌いなんだな」

って勝手に思っちゃったりして。

ちさ
実は知らないところでフォローしてくれたり優しさに気づけなかったってこと、多々ありました。

 

そのときにただ、

「一緒にあそぼ」

「あのときはごめんね」

「本当は一緒に遊びたいんだ」

なんて言葉を伝えてくれたら実はもっと早く仲良くなっていたし、

「なんだーもっと早く言ってくれれば良かったのにー」

って思うじゃないですか。

 

これは子どもたちにも旦那にもそうで、

「本当はもっと早く仲直りしたかった」

て言ってくれれば(恥ずかしくてそんなこと言えないだろうけど)お互い早く冷戦状態から解放されただろうし。

 

なにより、言葉ってやっぱり安心する。

もちろん大事にしてくれているって行動で表してくれるほうが信頼できるんだけど、

言葉で伝えてくれるのって、すごく嬉しいですよね。

 

感謝の言葉の絶大さ!言葉ってやっぱりすごい!

もうさ、私の親がいい例で、父も母もお互いに感謝の言葉が足りな過ぎて、昔から本当にケンカばっかりでした。

 

でね、感謝の言葉が普段から足りないと、たとえ相手を大事にしている行動をとったとしても、まったく伝わらない。

もうね、まったく!

 

照れ隠しして悪態ついちゃったり、

なんかやましいことでもあるのかなと思っちゃったり、

「優しくしたってあのときのことは許さないんだから」なんて思ったり。

 

もっともっと、相手を思っていること、感謝の言葉は積極的に伝えなきゃダメだなって思うんですよね。

照れ隠しは「家庭円満の敵」だと思うようにしています。

 

言葉と行動はセットが重要!

とはいえ、口先ばっかり達者で行動せずにいる人は信頼できませんよね。

だから言葉と行動はセットで重要だなと。

 

行動だけだと「あなたのために~」なんてやったことが別の意味でとらえられちゃったりして、

相手に永遠に気付かれずにいて、

「せっかくやってあげたのに!」

って不満を持たれてしまうことも。

 

相手を思っているなら、言葉セットで伝えれば絶対に伝わる!

言葉だけなのはもちろんNG。

相手を思う行動と言葉がセットでいると、さらに相手に自分の思いが伝わること間違いなしです!

 

言葉よりも行動で示せ!の本当に意味は「口先だけじゃなくて正しい行動を」

こうやって見てみると

「言葉よりも行動で示せ」

の「言葉」って、口先とか出まかせって意味だったのかなと。

相手に自分の誠意、気持ちを伝えたいときには「優しさのある言葉」が大事。

 

そして

「言葉よりも行動で示せ」

の「行動」は、正しい行動をという意味だったのかなと。

 

正しい行動というのは、相手にきちんと伝わるように行動するということ。

人間関係の場合、相手を思ってやっていることが、実は相手にとっては求められていないことかもしれない。

 

例えば家族を一番に思って仕事を頑張っているお父さんがいて、でも奥さんの本音は

「仕事よりも早く帰って子どもたちを見てほしい」

と不満をつのらせることにもなりかねない。

ちさ
コレ、夫婦あるあるですよね

 

このときのお父さんの正しい行動は、

「仕事を一生懸命頑張る」じゃなくて「家族といること」

だったりする。

あとは奥さんに優しく声をかけてどうしたらいいか話し合うことも。

 

「言葉よりも行動で示せ」

は、やはり言葉と行動どちらも重要なんだなと思いました。

 

「言葉よりも行動で示せ」についてのまとめ

今回は、

「言葉よりも行動で示せ」と言うけど実は言葉のほうが大事なんじゃないかと思ったハナシ

とタイトル付けしましたが、言葉のほうが重要なんじゃないかって言った理由はね、

言葉を先に信じてしまうことが多いからなんですよね。

 

子どもや旦那さんや家族には特に、言葉も大事にするようにしています。

家族のために家事したり、仕事したりってのは当然しているじゃないですか。

でもコレ分かると思うんですけど、すれ違いが多々ありますよね。

ちさ
家族と仕事どっちが大事なの!?とかね

 

だから特に自分の子たちには言葉で

「大好きだよ」

「大事だよ」

って伝えるようにしています。

 

「ママ、よく怒るけど、あなたのこと大事なんだからね」

ってぎゅーってしたり。

 

冒頭では、行動よりも言葉のほうが大事なんじゃないかなんて言いましたが、

言葉と行動、どちらもとっても重要だということを今回書いていて気づきました。
(そうなんです、書いていて気づいたんです笑)

 

家族にも、友人にも、大事な人には「優しい言葉」と「正しい行動」をとり続けていきたいです!