起立性調節障害/学校に行けない長女ですが、放課後は友達と遊んでいました。




こんにちは。水川ちさ (@chissa122) です。

 

現在長女は小学4年生で、2023年の4月からは5年生になります。

小学2年生のときは、起立性調節障害(OD)の症状が強くて、3学期はほぼ学校に通えませんでした。

 

3年生からは症状が少しずつ軽くなり、徐々に学校に通えるように!

4年生ではほぼ休まず、元気に学校に通えるようになったんです。

 

そんな長女。

当時2年生の学校に通えていなかった頃は、放課後はよく友達と遊んでいました。

  • え?学校には通えないのに友達と遊ぶのってアリなの?
  • 学校に行けないのに友達と遊べるってことは元気なのでは?
  • 友達はそのことどう思ってるんだろう?
  • 本当はズル休みしてるんじゃない?

こんふうに思う人もいるだろうな。。と思います。

 

今回は、

  • 起立性調節障害の長女がどんなふうに放課後過ごしていたか
  • 放課後に遊べる友達との関係性
  • 長女の思いや変化

などなど、周りからは ”聞きにくいようなこと” をまとめてみました。

 

現在起立性調節障害のお子さんがいるご家庭に、なにかお役に立てたらと思います。

 

起立性調節障害の子はなぜ放課後になると遊べるのか

以前の記事にも書きましたが、起立性調節障害の特徴として、

朝は、なかなか起きることができません。

 

そうなると、自律神経が整ってくる「放課後の時間帯」に行動できるようになります。

朝はつらそうですが、お昼ごろから徐々に良くなり、放課後の時間帯になるとグッと元気になることが多かったです。

 

学校によっては、「放課後登校」対応をしてくれるところもあります。

 

午前中は腹痛や頭痛に悩まされていた長女。

ですが放課後の時間帯になると、気分がグッと良くなり、自分でも開放された気になるんですよね。

 

「やっと動ける!」

という感じで、行動したくなるんです。

 

家にずっと居続けるのもつらいですし、長女も

「友達と遊びたい」

と言っていたので、友達と遊べるように対応していました。

 

起立性調節障害のことを理解してくれる友達とだけ遊んだ

長女が主に遊んでいたのは3人。

3人ともやさしくて本当にいい子たちで、長女とは幼稚園の頃から付き合いがある友人です。

 

ママ同士でも仲が良く、長女の病気のことを伝えた際、

「できることがあったら言ってね」

とママ友が言ってくれて、私自身も心強く感じました。

ちさ
本当に友達には助けられました。

 

ちなみに外ではなく家の中でゲームをして遊んでました。

外に出るときは、同級生に会わないように我が家の庭で遊ぶことが多かったです。

 

長女としては、同級生に見られたくなかったんですね。

「学校に行ってないのに遊んでる」=「サボってる」

と思われなくなかったんです。

 

公園に行ってばったり同級生に会ってしまうと困るので、なるべく家の中で遊びました。

 

友達と遊んでいるときの長女の笑顔、忘れられません。

午前中は腹痛と頭痛に悩まされ、何時間も痛がってつらそうな顔をしているのをずっと見ていました。

 

ですが放課後は、友達とたわいもない会話で笑って、はしゃいで、興奮しながらゲームして。

こんなに生き生きとしている長女は、午前の様子からは想像もできないくらいなんですよ。

 

長女の友達も病気のことには触れず、普段どおり遊んでくれて本当に助かりました。

 

「なんで学校休んでるの?」

「学校行かないの?」

と言わないでいてくれることが、長女と私にどれだけ安心感を与えてくれたか。。。

(多分ですが、友達のママたちが事情を話してくれて、言わないようにしてくれてたんだと思います)

 

そんな感じで、放課後は仲が良くてやさしい友人たちと遊んで過ごすことができました。

ちさ
このときの友人の存在はかなり大きかったと思います。

 

放課後に友人と遊ぶことは最高の気分転換に!

友人が帰ったあと、長女が

「あーー楽しかった!」

「また遊びたい!」

と言っていたのが本当に嬉しかったです。

 

というのも、長女がこのまま家の中に居続けて、

  • 外に出たがらない
  • 人に会うのがつらくなる
  • ずっと学校に生きたがらなくなる

ようになってしまったら…と心配だったからです。

 

気持ちが沈んで人と会うこともつらくなってしまうと、より回復に向かいづらくなるなと感じていました。

長女にとって放課後に友達と遊ぶことは、最高の気分転換になっていたと思います。

 

そして、

「早く学校に行きたい」

とも言うようになったので、私自身も ”早く治してあげたい!” という気持ちが強くなりました。

 

起立性調節障害の子ができる「放課後登校」は我が家ではやりませんでした

起立性調節障害の子は、「放課後登校」をする子が多いと聞きます。

ですが、我が家では放課後登校をしませんでした。

 

当時は、次女(当時年長児)と長男(当時2歳)がまだ小さかったので、放課後登校ができなかったんですよね。

ちさ
小さい子を置いてなんてできないですしね…

 

あと小学2年生であれば、勉強もそこまで難しくないので、自宅学習でじゅうぶんでした。

 

そういう理由で放課後登校はしませんでした。

 

おわりに

起立性調節障害の娘は、本当に素敵な友人にめぐまれて良かったです。

 

家にこもって誰にも会わないでつらい思いをしているだけの日々だったら…

きっと回復も遅かったと思います。

 

2023年の4月からは5年生になる長女ですが、今は症状もほぼ出ず、元気に学校に通えるようになりました。

友達の存在が、回復にグッと早く向かわせてくれたんだと思います。

 

我が家の体験が、なにかお役に立てたら幸いです。

 

起立性調節障害のほかの記事はコチラから→→