こんにちは!ちさ (@chissa122) です。
写経をし始めて約3か月、意外と続いています!
平日に毎日やるときもあれば、2、3日に一回くらいとか。
土日は家族で朝からお出かけする場合が多いので、ほぼノータッチなことが多いです^^;
そこまでギチギチにやり込んでいません。続けることが大事みたいなので^^
私の場合は、noteでいいなと思った人の文章や、好きな作家さんの文章を写経しています。
これが想像以上に私の文章力を上げてくれているのです!!
先日もクライアントさんに「初稿のレベルが上がってきましたね!」と褒めていただきました。
効果は抜群のようです^^♡
今回は私がどのように写経をしているか、そして、どのように効果が出ているか、
おすすめのやり方や見本なども載せて、書いていこうと思います!
- 文章力を少しでも上げたい!
- なんだか自分の文章に自身がない!
という方の参考になれたら嬉しいです^^
写経とは?簡単にせつめい!
写経とはなんぞや?と思われる方のために軽く説明します。
写経とは、「仏教において経典を書写すること」。
つまり、文章を書く人が行う写経というのは、文章をそっくりそのまま書き写すことです。
写経に最適な文章はなにか?おすすめのやり方
私も最初は思いました。
写経って誰の、どの文章を真似たらいいんだ?と。
ずばり言うと、
「この人みたいな文章書いてみたい!」と思った人の記事を写経すればオッケーです!
理由は二つあって、
- その人の文章のリズムや表現を身につけることができる
- 写経していて楽しい!読んでいて楽しい!
もうこれですよ。
その人の文章のリズムや表現を身につけられるからおすすめ
好きな作家さんの文章って憧れますよね!
「うわ……この人の表現、すごいな……」
「ひゃぁぁぁ……そんなたとえ出てきちゃう!?」
そして、「この人みたいになりたい……」と少なからず思っていたりも。
もちろん、そんなのムリ!とは思うんだけど、でも少しでも近づきたいと思ってしまうのがホンネだったりしますよね。
先日ある記事を書いてて、この先の表現はどのように書いたら読者に伝わりやすいかな……と悩んでいたのです。
そしたら、以前に「写経した記事と似た表現」が、ふっと頭の中に降りてきたのです。
文章のリズムというか、文章の流れですね。
以前写経した文章となんだか雰囲気似てるぞ?と、うまい構成が出てきたり、ピッタリな表現が出てきたり。
そのあとはスラスラと文章を書くことが出来たのです!!
もう気持ちがいいくらいに、パソコンをカタカタカターーー!!って。
憧れている人の文章を読んでいるだけのときは、
「いやあぁぁ……、この人みたいな文章書くなんて……一生無理だわ……」
と思ってたけど、写経を始めたらまるでその憧れてる方が憑依したかのように、うまい表現や言い回しなんかがポコポコと思い浮かんできたのです。
もちろん毎回こうではないですけど、写経していなかったときと比べると、以前よりも記事の進み具合が早くなり、満足に近づくほどの内容が書けるようになってきました。
写経する際、読んでいて楽しいからおすすめ
実は写経をすることになったきっかけは、私が加入させていただいているライター組合(通称:ライ組)で、メンバーの方に文章力が上がるんで写経おすすめですよーって教えてもらったことから始まりました。
「わたしもやりますー!」「あ、ぼくもー!」と写経をしようとたくさんのメンバーが集まったんですが、多くの人が写経する記事を選ぶのに悩んでいました。
私もこのときは、「文章力が高いと評判の記事」を写経したほうがいいかな?と思ってたのですが、なんとなくそれは辞めて、自分が好きな作家さんの文章を書き写すことにしました。
そしたらそれが結果大正解!
書いていて、読んでいて、純粋に楽しいんですよ^^♡
好きな作家さんの記事なので、飽きないし、スッと頭に入る。
なんでしょうか、「相性がいい」という感覚です。
よくありませんか?
この人の文章って多分すごいんだろうけど、私にはなんか合わないなぁとか、
この人の文章は長く読んでいるとちょっとキツイなぁという、謎の拒否反応みたいなの。
ライ組でも、評判が良い記事を写経しはじめた方の感想を聞いていると
「ちょっと内容が難しい」とか、
「これは大変かも……」
と写経をするハードルが上がっている方もちらほらお見受けしました。
もちろん、無意味だとは決して言いません。
たくさんの文章に触れたほうが、「真似したい表現」を知るだけでなく、「真似したくない表現」を認識するきっかけにもなります。
だから写経をするなら、自分の好きな作家さんや、この人いいなって人の文章を書き写すのがおすすめです!
おかげで約3か月も続いてますから^^
写経は手書きとタイピングどちらがおすすめ?
私がおすすめするのは、断然「手書き」です。
手書きとタイピング、どちらのほうが脳に残るかという研究をした人がいるらしいですが、文字を書くために手を使うと、脳がより活発に働き、研究結果でも記憶に残っている人は「手書き」のほうが多かったとか。
実際わたしはどちらも試してみたのですが、「手書き」のほうが断然記憶に残りました!
実はわたし、手書きからはじめたけど字があまりにも汚くて、心が折れてしまって……(笑)
その頃、パソコンのタイピングを早めたいと思っていたので、タイピングも試してみたのです。
すると、一生懸命キーボードを打つことに気がいってしまって、肝心の文章や内容が頭に入っていかない……
ということで、「汚い字は気にしないようにしよう!」と若干むりやりではありますが、手書きで写経をすることにしました。
手書きで続けていくと、想像以上に文章内容が頭の中に残っている感覚がありました。
手書きで書いたあとに、気になった部分や真似したい単語、言い回しをチェックしてるのですが、そのチェックした部分も頭に残っていることが多いのです!
タイピングのときは文章や気になる部分はほんのわずかしか覚えていなかったのに、手書きの効果があきらかに出ていたので正直驚きました。
もう今後他の勉強をするときも、手書き以外の選択肢はないだろうなぁ……。
写経の時間は?文字数は?
写経する時間は15分から25分ほど。
そのときの仕事の抱え具合や、一日の限られた時間の配分、気分でどれくらいやるか決めます。
スマホのタイマーを15分後にセットして、ひたすら集中して写経。
これが意外と無心になれて、気持ちがいいんですよ。
どの文章を写経しているか、というのはすみません秘密なのですが、noteの中からエッセイを選ぶことがとても多いです。
私自身がエッセイを書くことが多いからというのもありますが、やはり同じテーマ(子育て・女性の生き方・主婦のこと)で他の方の記事を読むと、とてもいい刺激になります。
今まで気づいたことのない考え方や表現に出会えたりして楽しいんですよね^^
それにnoteのエッセイってちょうどいい文字数なのです。
だいたい3000字前後くらい。
3000字くらいが、長すぎず、疲れすぎず、心地よく頭にスッと残る文字数で私はちょうどいいと思っています。
(私の感覚ですが)
たまに、好きな作家さんの本をそのまま写経するという方もいらっしゃるみたいですが、いつまでやっても終わらなくて、なんだか後半にはぐったりしてしまいそうだなーと感じました。
3000字くらいだと、一日20分くらい写経して5日間くらいで書き終わります。
途中で見直したり、読み直すのにも時間はかからないし、チェックするのにも過去の写経部分をぽっかり忘れてしまうなんてことはありません。
「あーここチェックしたわ。そういえばこういう内容だった。」ってしっかり思い出すこともできるくらいの文字数。
ちょうどええ。
写経したあとはなにかする?
思ったことや気づいたことを赤ペンでチェックします。
コメントのように気になる言葉や文に吹き出しを書いて、そこに思ったことを書いたり。
「この人はこんな表現方法で書いてたけど、自分ならこんな表現をしていたかも!」とか、
なぜこの部分は惹かれるのか?というところを深堀りしてコメント入れるとか、
「この締めの一言出てこないわぁ……」「この表現マネしたい!」とつづったりとか、
学んだことは全部赤で書いてます!
そうすると、後から読み直してまた学びなおすことができるし、この表現今度使いたい!というチェックにもなる。
ただ写経するだけだと、「書き写して終わり」になっちゃってかなりもったいないです!
だから必ず写経したあとは見直して赤でチェックして、自分のモノにする!という感覚。
私が20分間写経の時間を作るなら、15分写経して、残りの5分で赤チェック。
最近は仕事の始まりにまず写経を始めて、それから執筆するようしてます。
すると頭の体操になるのか、かなり執筆がはかどるんです!
写経はほんっとうにおすすめです^^
おわりに
写経をはじめてから、クライアントさんから褒められるだけでなく、自分の文章に自信がつくようになりました。
今まで使ってこなかった表現や単語、文章のリズム、構成と、新しいアイテムを手に入れていくかのような感覚です。
自分のレベルアップが実感として沸いてくるのがもう嬉しくて。
だから今は、「文章力が上がるから写経してる」ていうよりかは、「写経に純粋にハマってる」という感覚です。
これからも写経は続けていきたいと思っています。
こんなにカンタンな「文章力を上げるワザ」は他にないですからね。