起立性調節障害/小学生の長女に母はどう対応するかについて(主治医が教えてくれました)




娘が2年生の5月頃から起立性調節障害の症状が出はじめ、3学期はほぼ不登校状態でした。

現在3年生の長女は完治したわけではりませんが、元気に学校に行けるようになりました。

 

長女の起立性調節障害の経緯は過去の記事をぜひ読んでみてください。

 

 

さて今回は、母はそんな長女に対してどう対応したら良いか、

起立性調節障害の子とどう向き合っていけばよいかについて、私個人のやり方をお話したいと思います。

ちさ
やり方は合ってるか分からないけど、コレでイイ!って思ってやってます

 

主治医から聞いた「なるほど」な話も折り交ぜて書いていきますね。

 

起立性調節障害/主治医「心配しすぎて構いすぎるのも良くないです」

主治医からこの話を聞いて、今では長女のことを「心配しすぎないように」しています。

 

ある検診の日、主治医の先生にこう相談しました。

3年生になってから学校に行けるようになったはいいが、相変わらず腹痛が治らず、スッキリと良くならない。

起立性調節障害はある種、精神的な要因があるから、今楽しく行けているのにどうして良くならないんですか?

って聞いたんですね。

 

そしたら主治医が、その長女さんの辛くなった要因が「学校」にあるからかもしれないですねと。

 

イヤな出来事が学校であった以上、通っていることで、

・またあのときの辛い経験があるかもしれない

・もしかしたら、再度起こるかもしれない

学校に行っている限り、思い出してしまってなかなか治らないのかもしれないとのこと。

ちさ
学校に行く以上、どうしても思い出してしまうのかな…

 

あとはこんなことも言っていて、目からウロコでした。

親御さんがあまり心配して構いすぎたりすると、自分はつらい、しんどいと子ども自身の気持ちが回復に向かわないとのこと。

 

最低限のことをやってあげるのは大事ですが、あれもこれもやりすぎたり、心配しすぎてはいけないと。

 

あくまでも子どもが自分一人で生きていくための手助けを我々親はやるべきだと言っていました。
(主治医の先生も同じくらいの年齢の娘さんがいます)

 

起立性調節障害/母の対応「長女の気持ちを優先する」

我が家には長女(9)、次女(6)、長男(3)といるのですが、長女ばかりにかまってもいられないんですよね^^;

長男は甘えんぼだし、次女も「ママだっこー」とか言うし。

 

そして次女、長男はわがまま放題言って、最終的に長女が

「もーしょうがないなー…いいよ!」

って譲ってくれることが多いんですね。

 

でも最近は、長女の気持ちを優先させるようにしています。

今までは、長女がゆずってくれたほうが丸くおさまることが多かったんですよね。

次女と長男が暴れたりせずその場が治まるから。

 

でも起立性調節障害になった要因は、

自分のことよりも人を優先したり

ガマンしたり

自分を抑え込むこと

だと思うので、ここはあまりガマンさせすぎちゃいけないなと思ったんです。

ちさ
長女の優しさに甘えすぎてしまったなと反省しています

 

ですので、その場がうまく収まらなくても、次女と長男が暴れようとも、

「ここは長女が優先するもの」

というときは長女の気持ちを大事にしています。(まだ甘えてしまうことはあるけれど…)

 

将来、自分の気持ちをしっかり伝えられない大人にはなってほしくないなぁ…と。

ちさ
ここは母、頑張ります!!

 

起立性調節障害/母の対応「子どもの支度は積極的に手伝う」

先ほど主治医からも

「心配しすぎるな、構いすぎるな」

という話をしたばかりですが、子どもの支度、積極的に手伝っています。

 

手伝うと言っても、

・朝の着替え

・帰宅後の給食袋の始末や次の日の準備

くらいですよ。これは長女と次女と両方やっています。
(もちろん長男はまだできないので、長男の分も)

 

でもこの2つ、結構子どもの中ではハードル高いんですよね。

朝は眠いし、やる気ないし、めんどくさいし。

帰宅後は疲れてるし、宿題もしなきゃだし、次の日の準備もあるし、お友だちと遊びに行きたいし。

ちさ
我が家はなるべく宿題させてから遊びに行く派です

 

気持ちが向かない&疲れているときに一気にやる工程が多いんですよね、この2つ。

だからもう手伝っちゃってます。

 

そのほうが、朝は気持ちよく学校に行ってくれるんですよね。

長女も次女も気分よく学校に行ってくれる。

 

手伝ってあげると、スムーズに進む気持ちよさみたいなのがあって、子どもたちの

「朝から頑張るぞ!」

みたいなスタートダッシュがきれるようです。

 

というのもですね、ここは私個人の思いなのですが…

5・6年生になっても自分の支度ができないってまあ…無いじゃないですか。

 

次女1年生、長女3年生なのですが、まだ小さいし、体力ないんですよね。

1年生なんて、幼稚園から上がったばかりなのに急に45分間授業がはじまって、5時間目もあって…となるとそれだけでぐったり。

 

3年生の長女は起立性調節障害という病気をもちながらも、6時間目まであるし、いろんな子がいるから気も遣うし、帰宅は4時近くってもう…なかなかハードじゃないですか。

ちさ
大人でもコレ…疲れますよね

 

もうね、学校に行って宿題やって、お友だちと遊ぶって、じゅうぶん精一杯生きて頑張ってるなって思うんですよ。

だから、朝のしたくと帰宅後の給食袋とか準備なんて、ちょっと手伝ってあげるのくらいどうってことないって思うんですよね。

 

その準備の時間や労力は、だったら宿題の集中に使ってほしいし、勉強や遊びに使ってもらいたい。

こっちのほうがはるかに大事だと思うんですよ。

 

てことで、子どもの支度は積極的に手伝い続けます。

 

「起立性調節障害/母の対応」まとめ

私はこんな感じで対応しています。

すごく個人的な方法で、参考にならないかもしれませんが…

 

とにかく子どもたちが楽しく学校に行って、楽しく過ごしてもらうのが一番!

帰ってきたら宿題もやるけど、お友だちとたくさん遊ぶのも大事!

 

母の対応として大事なのって、子どもたちの環境を整えてあげることですよね。

起立性調節障害の症状が少しずつ良くなることを願っています。