「そんなふうに思うのか…」起立性調節障害/小学生長女(9歳)の友達への心情

女の子のランドセル




こんにちは。ちさ (@chissa122) です。

 

起立性調節障害の長女が小学2年生だった頃。
(現在は小学3年生)

1学期と2学期はなんとか学校に行けてましたが、3学期はまったく行けず不登校に。

 

学校にまったく行けていないときの長女は友達に対して、かなり遠慮がちになっていました。

というより避けていましたね。

「学校に行ってないから友達には見られたくない」と。

 

今回はそんな、不登校時の長女の心情についてお伝えします。

「こんなふうに思ってしまうのか…」と驚いたことばかりです。

 

起立性調節障害で学校に行けなくなると心がふさぎがちになる

当時小学2年生だった長女は、3学期はずっと不登校状態に。

 

朝はとにかくお腹が痛い、気持ち悪い、そもそも自分で起きられないという状態。

朝は3年生になった今でもそうですが、おんぶして2階から1階のリビングまで運んでいます。

 

お休み中の日中は何をしていたかというと、DVDを見たり、本を読んだり。

たまにお買い物に連れていって運動させていました。

 

ある日午後の15時頃。

午後になると体調が良くなってくる長女。

 

近所の公園からお友達が遊んでいる声が聞こえてきたので、

「公園いく?」

と聞いてみたところ、

長女が「行かない。だって見られたくないもん」

と。

 

私が、「え?なんで?あの声は同じクラスの友達でしょ?」と聞くと、

長女「え…学校休んでるし、ちょっと…」

という返事が返ってきました。

ちさ
「行きたい!」と言うかと思ったけど…

 

長女としては、

  • 友達に見られたくない
  • 学校に行ってないんだから遊んじゃいけない
  • 友達に「なんで学校休んでるの?」と言われたくない
  • 友達に「学校休んでるのになんで遊んでるの」と言われるかもと不安

とのこと。

 

これだけじゃなく、学校に行っていないこのときの長女は、「自分に自信が無い」様子でした。

  • 遠慮することが多い
  • あまり笑わない
  • お調子者の部分がなかなか出てこなくなった
ちさ
私も夫もかなり心配しました

 

もちろんまったく笑わないというわけではないし、TVを見て笑うこともありました。

でも明らかに自信がなくて

遠慮がちで

気持ちがふさぎ込んでいる感じでした。

 

夫は「気にしなくていいんだよ」とは言うけれど…

夫と私としては、好きで病気になったわけじゃないし、長女は何も悪いことはしていない。

気にしなくていいんだよ。

遊びたいなら遊びに行こう!

とうながしてみたんですが、長女は一切拒否。

ちさ
気にしすぎるのも起立性調節障害になりやすい子の特徴ですよね

 

もちろんその気持ちも分かるんです。

自分も小学生のときに学校を休んだ日は、他の子には見られたくなかったです。

もちろん休んだ日に遊ぶなんてもってのほかだと。

 

でも夫と私はとにかく長女に笑ってほしいし、楽しいと感じて過ごしてもらいたい。

「痛い」、「気持ち悪い」という感情に支配されて、長女の元気な姿を見られないのが耐えられませんでした。

 

「友達と遊びたい!会いたい!」

それでも「友達に会いたい」とは言うんです。

友達との会話が無いって、小学生にとっては結構苦痛だったんではないかなと思います。

 

家にいたら私しか話し相手はいないですしね。

夫が帰ってくるとぶわーっと話が止まらないことも多々ありました。

 

次女のお友達のママがお家に遊びにくると、そのママをつかまえては話しはじめたり。

ちさ
このときは明らかに話し足りない様子でしたね…

 

やはり同い年の子と話したい。

会いたい、遊びたい。

 

ということで、幼稚園の頃から仲の良い、気ごころ知れたお友達と遊ぶことにしました。

そのお友達には病気のことを知られてもよいとのこと。

 

私もそのママと仲が良かったので、事情を知ってくれていたし、安心でした。

長女のお友達も、

「なんで学校行ってないの?」

と言わないでいてくれたので、本当にありがたかったです。

 

仲の良い友達とだけ遊ぶのもいいかも

学校のお友達や同級生、同じクラスの子となると中には

「なんで学校来てなかったの?」

と質問されるかもと長女はとにかく不安がってました。

 

長女の中では

「これは病気だから仕方ない」

と分かっていながらも、そう質問されると責められているように感じたのかもしれません。

 

子どもだから、お友達と遊びたい!と思うのが普通ですもんね。

でも遊べないという葛藤があったようでした。

 

もしそういう場合は、気ごころ知れたお友達とだけ遊ぶのがいいかもしれません。

 

まとめ

小学生の長女は、同級生・クラスの子には

  • 見られたくない
  • 学校に行ってないんだから遊んじゃいけない
  • 友達に「なんで学校休んでるの?」と言われたくない
  • 友達に「学校休んでるのになんで遊んでるの」と言われるかもと不安

という心情がありました。

 

昔から人の目を気にして、自分を犠牲にしてまで人のためにする長女。

「気にしなくていいんだよ」

なんて言葉で終わらせるのではなく、長女の気持ちにしっかり寄り添っていきたいです。

 

今現在3年生で学校にはなんとか通えています。

まだ朝は起きられないし、お腹は痛いし、遅刻もします。

 

でも今はとっても楽しいようで、自信もついてきた印象です!

また現在の様子もブログに書いていきますね。

 

【追記:こちらは現在の様子です↓↓】

起立性調節障害/小学生長女の学校での様子「お腹が痛いけど学校に通えています」

 

何か参考になれたら幸いです。