子持ち主婦が「稼がなきゃ!!」から「このままがいい」と思うようになるまでのいきさつ

女の子が楽しそうに踊っている




こんにちは!ちさ (@chissa122) です☆

 

私がもともとブログをはじめた理由は、「家にいながら稼ぎたい」と思ったから。

「家にいながら稼ぐ!」という決意を背負い込んではじめたものの、Googleのアップデートにやられ稼げなくなり、ライターを始めた私。

同じママライターさんでも、月収が10万円を軽く超えていたりと、まだまだ届かない人様の好調な実績を見ては、ただ焦るばかりでした。

 

でもここ最近、「稼がないと!!」という思いから、子どもたちや家族との時間を優先させるため「今はこのままがいいかな」と思えるようになりました。

今回はそう思えるようになったいきさつをお話していこうと思います^^

 

稼ぎたい!!家にいるだけの主婦は嫌なんだ!

女の子が鬼のように怒っている

まず私が「稼ぎたい!」という思いを抱くようになったきっかけは、同級生が子ども2人を抱えながらも、助産師試験に合格し、助産師への道を開き始めたことからスタートしました。

 

最初、この同級生が助産師試験に受かったという話を聞いたときに、

「いやいや、きっと子どもはじじばばに見てもらってたんでしょ?」

「保育園にでも預けてたんでしょ?そりゃあ勉強する時間もできるよねー」

なんて負け犬の遠吠えのようなことを思っていました……。

 

友人が必死で勝ち取った未来への切符をいいなと眺め、うらやましくて、悔しくて。

「できない言い訳」を並べては、何もできない自分をただ慰めることしかできませんでした。

 

我が家は夫の仕事が激務のため、保育園に預けることはできない。

だから自然と「在宅ワーク」という選択肢になりました。

 

今は早朝に起きて作業するか、子どもの昼寝時、夜寝かしつけしたあとが私の自由時間です。

 

現在は家族との時間を優先してゆるくやっていますが、以前は次のような過ごし方をしていました。

「ブログで稼ぐ」というフレーズネットで見つけてからは、「稼ぐこと」ばかり考えていたのです。

 

当ブログ「まませるふ」だけでなく、追加でアフィリエイトサイト2つを作成し、Googleアドセンスとアフィリエイトで稼ぐ!と決め、朝は4時に起き、スキマ時間は徹底してリサーチと記事作成に励みました。

「とにかく、とにかく稼がなきゃ!」

「同級生はできたんだから、私もできないと」

「すぐにでも結果を出さないと…」

 

すると、子どもが予定外で朝早くに起きてきたり、いつもなら2時間は寝ている昼寝時間を1時間で起きてきたり、夜寝た後に夜泣きで起きてきたりすると、イライラするようになってきました。

「私は今!記事が!書きたいのに!!!」

「この1時間でこの記事が完成できたのに!!」

「ああ…子どもたちを慰めてるこの時間がもったいない…!!」

と自分の時間のすべてを、自分のためだけに使いたいと思うようになってきました。

 

はて、私がしたい生活はコレ?あるときGacktの言葉が引っ掛かった

女の子が不思議そうな表情をしている

ある日、家族で本屋さんに立ち寄り、店頭に並べてあるGacktの「Gacktの勝ち方」という本が目に留まりました。

パラパラっとめくってみたところ、心に引っかかるフレーズが。
(このタイトルの本を手にとるって、私、よっぽど何かに勝ちたかったんだろうな笑)

Gackt「好きな人が読書をしていたので、自分も真似て本を読み始めたが、気が付くと携帯を手にしている」

こんなニュアンスのことを言ってた気がする。うろ覚えでごめん。

でも私もこんな感じだった。

 

自由になりたいと思っていたはずのGackt。

ふと気が付くとスマホを手にして、仕事のこと、今後の事業のことばかり考えている。

この状況は異常だ!と感じたそうです。

 

まさに私もコレだと思ったんですよね。

子どもが膝に座ってきたときにはスマホが近くにないと落ち着かなかったし、ちょっとでも時間があるときはスマホでいつでも調べものができるように、片時もスマホを手放さなかった。

「そういえばあの人のnoteを購入したから読まないと」

「あ、そうだ、読んだあとは調べておきたかったあの件をまとめておかないと…」

余った時間は調べなきゃ、時間を有効活用しなきゃ、もったいないもったいないもったいない……

こんなふうに思っていました。

 

むしろこれくらいのことをしないと稼げないとも思っていた。

はて、私がしたかった生活はコレだったのか……??

 

いや、違うな。

確かに同級生は助産師となり、新しい生活を手に入れた。

私がうらやましかったのは稼ぐこと?

それとも、自分のやりたいことを手にいれたこと?

私が欲しかったのは、やりがいのある仕事を持つことだ。

 

仕事はしたいとは思っていたけど、子どもたちや家族との時間は優先させたい。

だから在宅で仕事を始めたんだ。

パートをしに外に出て働く生活は、子どもの急病にスムーズに対応ができなくなる。だから在宅がいいと。

なのに、今のこの生活は正しいと言えるのか……??

 

ここであらためて自分の「本当にしたい生活」を見直すことにしたのです。

Gacktに背中押された気分。

 

今はこのままでいい。後悔はしたくないのだ!

女の子がとても驚いている表情

そんな風に自分の生活を見直したのはいいものの、今でもまだ思うことはある。

「稼ぎたい!」

「バリバリ仕事したい!

「新しいことに挑戦したい!」

 

でも最近はこう思うようにしました。

「もし明日死んでしまうとしたら、私は今日一日なにをするべきか?」と。

するとやっぱり、子どもたちや夫と楽しく過ごすことが優先だよねって自然に思ったんですよね。

 

こう思うようにしたら結構ふっきれたように気持ちに余裕が生まれてきたんです。

仕事もしたいけど、でもやっぱり家族との時間を一番にしたい。

今はどちらもゆったり構える生活がとても気に入ってます。

 

もちろん仕事のレベルも上げていきたいし、どんどん成長していきたい。

以前までは、「やらなきゃやらなきゃ」って結果を出すことをずっと焦っていたけど、今は自分が少しづつ成長することを許せるようになってきました。

 

おわりに

女の子が優しい表情をしている

人間はノってるときほど、「今やりたい!」「今じゃなきゃ逃してしまうかも!」と思ってしまうものだけど、私はあえてセーブ。

「いま」は本当に戻ってこない。

長女が嬉々としておひめさまのおはなしをもくもくと描いてる姿も、

次女の「ママきいてー」って笑顔で膝に乗ってくることも、

長男の「あ!ぶーちゃーちー!!(訳:しんかんせん)」と新幹線が通るたびに大きな反応をする姿も、

「いま」でしか見られない、可愛い、愛おしい、貴重な時間。

 

なので長男が幼稚園に行き、まとまった時間ができるまでは、この生活を続けていこうと思っています。