全ママに告ぐ!子どもだけを生きがいにして生きてはいけない

母と子が歩いている姿




こんにちは。ちさ (@chissa122) です。

 

だいぶ攻めたタイトル付けてしまった・・・

でも本当だめなのよ。

 

なにもかも子どものことを優先して生きるってことは、やめたほうがいい。

我慢ばかりして自分のことを後まわしにすると、まじでえらいことになります。

 

私の母のように、子育てが終わってから精神がガタッと崩れますから。

 

今回は、

「なぜ子どもだけを生きがいにして生きてはいけないか」

について私の母の経験と、私の考えをまとめました。

 

「あなた自身」

「あなたの大切なお子さん」

が、これからの未来を楽しく生き続けるために書きました。

 

なぜ子育てだけを生きがいに生きてはいけないのか

私の母は子育てを生きがいに日々を乗り越えた

私が幼少期~家を出るまで、両親はいつもケンカしていました。

「仲が悪くて喧嘩が多い夫婦は要注意!子供は想像以上に見ている!」

という記事でも書いたのですが、ケンカばかりの日々が本当につらかったんです…。

 

子育てもひと段落し、歳もとってだいぶまるくなった両親は、今はそこまでケンカをしなくなったようですが…。

 

いつも父が母を責めまくり、言葉の暴力。

父は人が傷つくようなことを平気で言う人でした。

 

そしてそんな父に、母はまったく立ち向かわなかった。

怖くて立ち向かえなかったんだと思います。

 

母が何度も家出するんだけど、結局なにも解決しないまま戻ってくるんですよね。

「子どもたちのために私がもう少しガマンすればいい」って。

ちさ
お母さん、我慢してばっかりだったなぁ…。

 

ちなみに私の兄弟は三人兄弟で、私が長女、5歳下に弟、10歳下に妹。

もし子どもがいなかったらとっくに離婚できたんだろうなと思います。

 

でも…自分だけの力じゃ子ども三人はとても育てられないと思っていたんでしょうね。

離婚したくてもできなかったんだと思います。

 

母がよく言っていたことは、

  • 「お母さんはバカだからなにもできないんだよ」
  • 「お母さんは資格もないからなにもできない」
  • 「だから今こうやってお父さんといるのはあなたたちのためなんだよ」
  • 「お母さんはあんたたちが生きがいだよ」
  • 「一番下が高校卒業するまではガマンする…」

こんなことをよく言っていました。

 

子どものときは、そうなんだくらいにしか思ってなかったけど、今なら分かる。

それってめっちゃしんどい!!

ちさ
嫌なことを耐えるのってきつすぎる…

 

わかるんです、可愛い子どものためなら頑張れるって気持ち。

でもそれをずっと、ずっと、ずーーーっと

「子どものため」

「子どもがいるから」

「子どもが生きがい」

ってのはなんだか…幸せな子育て&生き方だとは思わないんですよね。

 

趣味とか好きなことがあれば良かったのに、それもなかった。

多分、夢中になれるものがなにか分からなかったし、探す余裕もなかったと思います。

 

自営業で、共働きで、いつも働いていたのでそんな余裕なかったんですよね。

私たちきょうだいと出かけたり、笑いあったり、たわいもない会話をするときだけが本当に楽しそうでした。

ちさ
そのときのお母さんは、本当によく笑ってたな…

 

子どものころなんて、まだ考え方が浅いから、

「こんなに辛いのにガマンしてくれてる・・・お母さんありがとう」

って思ってたけど、今もし過去の母に何か声をかけられるのならこう言いたい。

 

今すぐ離婚しなよ。

生活なんてどうにでもなるよ。

高校なんか行かなくてもいい。

 

贅沢なんて一切なくてもいいから。

 

もう泣くのやめなよ。

自分の好きな事しなよ。

ないならいっしょに探してみよ。

 

自分の人生、楽しく生きようよ!

って。

 

子育てが終わった母、「生きがい」がなくなる

私が結婚して巣立ち、5歳下の弟も結婚し、一番下の妹が大学生です。

一番下の妹が高校を卒業して家を出たとたん、母の精神はガタッと崩れました。

 

生きがいだった子どもがそばにいないので、気張っていたものがなくなったんでしょうね。

寂しさやら切なさやらがぶわーーーっと溢れて、精神が崩れてしまったんだと思います。

ちさ
心の支えがなくなるって当時のお母さんからしたら耐えられなかっただろうなぁ。

 

ある日胸がぐっと苦しくなったそうで、積もり積もったストレスがついに身体に。

今は薬を飲まないと眠れないし、精神が不安定なときもあります。

 

歳もとってきたし、離婚して自分だけの生活をするのもしんどいという理由で離婚はしないんだとか。

貯金があったら考えただろうけど、そんな余裕は一切ないとのこと。

 

子育てを終えた後、いまさら夫婦仲が良くなるわけがない

そして子どもが巣立つと、残されるのは夫婦ですよね。

今は三人(父・母・おじいちゃん)で暮らしているのですが、子どもたちがいない暮らしは本当に寂しく、つまらなそうです。

 

夫婦がそばにいても、孤独感がある感じ。

仲が良ければ夫婦でなにか一緒に楽しんだり、会話したりするんだろうけど、それもない。

 

子どもがいなくなっても、人生ってまだまだ長いですよね。

それをパートナーと人生を楽しむことができないって…苦痛すぎやしませんか?

 

子どもが巣立った今、そんなパートナーとガマンしながらずっと死ぬまで一緒なんて・・・

ちさ
考えただけでぞっとします。

 

子どもがいない今、何を「生きがい」にして楽しんだらいいのか分からない

仕事が休みの日は、なにをどう楽しんだらいいのか分からないみたいです。

だから今母は、孫、孫、孫です。

この前「今は孫が生きがいだ」って言ってました。

 

孫を可愛がることが生きがいの人生を否定するつもりは一切ないんですけどね。

私からしたら孫だけの人生じゃなくて、ほかの方法でも人生を楽しんでほしいって思うんですよ。

 

おわりに

私の母は、自分の人生を後回しにして子どもを優先した結果、

自分のためだけの人生を送れなくなっています。

 

子どもがいなくなったらどうしたらいいか分からないんだそう。

 

なにか夢中になれるもので楽しく過ごしたり、笑って過ごしている母を見たかった。

母が自分の人生を楽しんでいる姿を見たかったです。

 

だからここは声を大にして言いたい。

子どものためだけに生きてはいけない!

子どもは人生の一部。けれど全部ではないんですよね。

 

自分の子どもたちには、自分の人生を楽しんでる姿を見てもらいたい。

そんな姿を見てもらって、人生って楽しいものなんだなって思って欲しいです。