子どもの課題に口出しした私。旦那がタメになる話をしてくれました




こんにちは。ちさ (@chissa122) です。

 

先日、次女が学校で

「お楽しみ会」

があるとのことで、おうちでその課題を作ることに!

 

班ごとに出しものが決まっており、次女の班は宝さがしをするとのこと。

とってもワクワクしているようで、ルンルンで話してくれました。

 

どうやら、ひと班ごとに「15分」という枠がもうけられているとのこと。

いや、2年生で一つの班で15分でおさまるか?

とまずここで一つ心配に。

 

ルールも班のみんなで決めるけど、その話し合いが2時間ほどしかなかったと。

だから、細かいルールは決められなかった。

 

「あたり」と「はずれ」の紙を各50枚ずつ作ってくる宿題を持って帰ってきました。

いやいや、各50枚って、つまり全部で100枚作るの?

 

班の人数は全員で6人。6人とも各100枚作ってくるとのこと。

え、それほんとに??

 

しかもその紙に「あたり」と書いたら、字が透けて見えてしまうから、

その紙にさらにもう一枚上から紙を包む作業もすると。

 

てことは、100枚の「あたり」「はずれ」にまた100枚分 紙を包む!???

 

いやいやいや

本日13:30の早帰りとはいえ、それは厳しいよぅ。

  • 本当にみんなコレやってくるの?
  • 紙は?自分たちでこんなに用意するの?
  • え?ルールも考えなきゃいけないの?
  • 紙をそんなに使ったらもったいないよ、透けないように紙の包み方を工夫すればいいんじゃない?
  • 明日までに作るなんて無理じゃない?

 

と次女に聞いてみましたが、次女は

「やらなきゃ!」

という使命感とリーダーとしての責任感で頭がいっぱいいっぱいに。

 

でもね、

あたりかはずれかを書いて、そのあと白い紙で中身が見えないように包む。

その作業で約4〜5分。

 

やってもやってもまだ18枚…。

まだまだ頑張っても32枚…。

 

作業量の多さに、次女もだんだんと心が折れてきてました。

 

 

私はここで次女にこう伝えました。

じゃあわかった!

ママとルールをまず考えよう!

まず紙を用意して、ルールを書いていこうか。

 

ひと班15分なんだよね?

じゃあ、説明に3分使って、そのあと紙を隠して…

あ、隠すのに5分使ってたらみんなが「まだー?早くーー!」とか言わないかな?

 

そしたら隠すのは3分だな。

3分で隠すのに紙の枚数が多すぎると隠せないんじゃない?

 

やっぱり紙は減らそう!これは多すぎるよ。

きっとみんなも、さすがに100枚までやってないと思うよ。

 

そうだ、隠すならみんなの机の中とロッカー内には入れないようにするって伝えないとね!

他人の机の中を探すとか、よくないでしょ?

 

じゃあルールをまとめると…

 

という感じで説明していると、次女は次女なりの意見が出てきたのですが、

私が、だいぶ口出しをしてしまったんですね。

 

説明が長すぎるとみんなに理解してもらえないよ

とか、

みんなが見つけた紙は、なにか箱のようなものを用意してその中に入れたほうがいいんじゃない?

とか。

 

もう…次女の頭がパンクしてしまいました。

 

 

ここでちょうどよく、旦那が帰宅。

 

なんとかまとめようと精一杯になっている私と、頭パンク状態で不機嫌な次女。

 

コレを見て、これはひと悶着あったなと察知する旦那。

 

 

子たちがお風呂に入っている間に、状況を説明しました。

 

ふんふんと聞いて、旦那はこう言いました。

 

まずは、やることを箇条書きするといいよ。

説明が細かいとわからなくなるし、説明の仕方は自分でアレンジできると思うから、ポイントだけ箇条書きに。

 

それとね、説明とか重要なポイントとかって、

「自分のこの流れで作っていきたい」

っていうものに沿ってやらないと、

 

いくらほかからああしたほうがいい、こうしたほうがいいってアドバイスもらっても

頭に入っていかないんだよ。

 

俺も仕事で、プレゼンの資料作るときにさ、上司から言われたとおりに作っても、入ってこないんだよね。

だからうまく説明できなくなるんだよ。

 

結局「自分のアレンジ」でしか作れないんだよ。

 

だから、ちさはポイントだけ伝える。

説明の流れとかは、次女が考えたとおりにしてあげればいいんじゃないかな。

 

 

うーーーん、納得。

確かに私も、仕事をする際に他人から言われたとおりに作ったものだと、その内容が頭に入っていかないんですよね。

 

アドバイスやアレンジは、そっくりそのまま反映するんじゃなく、

オリジナルで自分のものにしていきたいというか。

 

ああ、これか。

次女が混乱してたのは、自分の流れで作れなくて、頭に入っていかなかったんだな。

 

その後次女たちがお風呂から出てきて、いっしょに夕食を摂り、いっしょにルールブックを作りました。

 

次女自身も、お風呂に入って混乱がおさまったのか、私の話を聞いてくれるように。

 

  • 今から「宝さがし」ゲームをします。
  • あたりかはずれかを書いた紙をさがします。
  • その紙は6班が隠します。
  • みんなの机とロッカーの中には入れません。
  • タイマーで3分はかるので、みんなは机にふせてください。
  • 見つけた紙は用意した箱に入れてください。

 

このポイントだけまとめて、あとは次女自身に説明の紙を作ってもらうことに。

 

すると、とっても上手に作成でき、

「こんなに分かりやすく簡潔にまとめられるんだ!」

と感動しました。

 

 

2年生の次女は、

まだまだ助けが必要で、横についてしっかり見守ってあげないと!

と思っていたけど、口を出しすぎたなとかなり反省しました。

 

 

もう自分の言葉で、自分の考えで、自分の意見で人に伝えることができるんだなーと。

 

次女の成長に感動し、私の子離れのできなさにちょっぴり落胆しました(笑)。