長女が2年生の3学期、腹痛がひどくて不登校状態になっていました。
そのときに学校側と今後どのように対応していくか、教頭先生、学年全体主任の先生と話し合いました。
ざっくり言うとこんな内容だったのですが、目からウロコ!
- 気配りのできる優しい担任を考慮することができる
- クラスメイトに仲のよい友達を選ぶことができる
こんなことができるなんて、本当に知りませんでした。
考慮してくれたおかげで長女は楽しく学校に通っています。
主治医の先生がこんなことを言ってくれなかったら…
今頃長女は元気に学校には行けていなかったかもしれません。
今回はその主治医の先生が教えてくれたこと、なるほど!と思ったことについて書きます。
起立性調節障害の子を持つ親御さんにはためになるかなと思う内容です。
起立性調節障害/主治医が学校にこんな提案ができると話してくれた
長女が2年生の3学期の頃、腹痛がひどかったため不登校状態になり、毎日家にいる状態でした。
あるとき病院での検診の日。
主治医が長女に、学校でイヤなことある?なんかモヤモヤすることある?と聞きました。
長女「うーん別にないけど…クラスだといつも一人なんだよねー」
確かに2年生のときのクラスメイトには、仲の良い子がいなくて一人で本を読んだりすることが多いと言っていました。
幼稚園のときのお友だちとばったりと離れてしまって心細かったんだと思います。
それから別の日に、夫と私と主治医で話すことになりました。
このときは長女と次女、長男はばあばのおうちに。
長女が3年生になる前に、一度3人でしっかりとお話しましょうと提案してくれました。
そのとき主治医が言っていたのがこの2点。
- 気配りのできる優しい担任にしてもらう
- 仲の良いお友達をクラスメイトにできるよう考慮してもらう
学校にきちんと事情を話せば、考慮してくれるとのこと。
起立性調節障害の子どもは大人の顔色をうかがう子が多いため担任はかなり重要
起立性調節障害にかかる子に多いのが、真面目で気遣いができるという特徴。
そして大人の顔色をうかがう子が多いというのも特徴だそうです。
先生にあんまり痛いと痛い言って、授業を中断させたら迷惑かな。
先生今忙しそうだから辛いって言ったら迷惑かな。
あんまり私のこの見てくれないけど私のこと好きじゃないのかな。
こんなことをよく考えていたようです。
確かに2年生のときの担任は、積極的に子どもたちとコミュニケーションをとるタイプではありませんでした。
なので長女がかなり気を使ったんだと思います。
「今コレ言ったらジャマかな、迷惑かな」と。
主治医の先生も言っていましたが、こういう面でも担任の先生の存在はかなり大事だと。
- 積極的にコミュニケーションを取ってくれる
- 体調の変化に気づいてくれる
- 優しい
- なるべくなら女性が良い
こんな担任の先生にしてもらえるように学校側に伝えたほうがいいと言っていました。
起立性調節障害の子には気ごころ知れた友達の存在もかなり大きい
そして担任の先生同様、クラスメイトの存在も大きいと言っていました。
とはいえ起立性調節障害の子に限らず、全ての子どもにとってクラスメイトってめちゃくちゃ大事ですよね。
一年間一緒に暮らす仲間で、身近な存在で、家族の次に一緒にいることが多いんですもんね。
主治医は小児科の先生なのですが、新学期でクラスメイトが変わってから精神的に辛くなっちゃう子どもは少なくないんだそう。
クラスメイトは仲の良いお友達が一緒になれるよう、学校側に言ったほうが良いと教えてくれました。
3学期の終わり頃にクラス分け&担任決めがはじまる!このときに学校に話し合いを!
主治医の先生が、私と夫と3人で話したいと言ってくれた理由は、ちょうど3学期の
- 担任
- クラスメイト(クラス編成)
を学校が決める時期だったからだそう。
ここを逃すといけないというか、もう決まってしまった!となると変更が難しいので、3学期のはじめ頃は大事です。
まとめ「起立性調節障害の子には担任とクラスメイトを考慮してもらおう!」
起立性調節障害の子が、もし担任とクラスメイトによって学校に行きづらくなっているようなら、3学期が勝負です。
担任決めとクラス編成がはじまるので、ここでしっかりと学校に事情を話すことが重要ですね。
長女が通っている学校の先生が素敵な先生ばかりなのかもしれませんが、思ったより親身になってくれるなという体感です。
小学校ってもっと気難しい先生ばかりで、あまり子どもと親の対応ってしてくれないものだと思っていました。(偏見)
おかげで今現在はほとんど休まず学校に行けているので、本当にありがたいです。
子どもの環境は親がしっかりと作ってあげることが大事なんですね。